怒り狂った件
生理前だからかもしれない。
妙に頭にきた。
少しでも「わたしだってしんどいのに」という気持ちがある時点でメンヘラの相手をするのは無理なのだと分かったのは、事件でさんざん振り回されて疲れ果てた後だった。
救いのなのは、結局この結末を望んだのが自分だということだろう。
メンヘラと遊ぶ時に、別の場所で知り合った男性も一緒に誘った。
わたしが、その男性と二人で遊ぶのは難しかったからだ。
その時は、男性と二人で遊ぶことを楽しみにしていた自分もいる。
だが、いざ二人きりで遊んでみると、やはりこれは間違っている、こんなことをしてはいけない、という思いが強くなったのだった。
そこでわたしは、メンヘラと3人で遊ぶことを望んだ。
3人なら疚しさはなくなる。
そして望み通り3人で遊ぶようになった。
さらにわたしは願った。
男性は、メンヘラとも二人で遊ぶが、相変わらずわたしとも二人であっても普通に誘ってくる。そこには下心が存在しないからそういうことが出来たのかもしれない。だが、わたしにとっては、下心なく異性と二人きりで何時間も通話をしながら遊ぶという、もしかするといまの若い人にとっては当然のような行動が理解できず、なんだか疚しさを抱えることになってしまった。断りづらいが、二人きりも嫌だ。このままメンヘラと男性が仲良くなって、その二人が遊んでくれるならそれに越したことはない。
そして思い通りになった。
喜ぶべきなのに、わたしは少しだけ友人をお互いに取られたような気分になって苛立った。
落ち着いてみると、すべてはわたしの望み通り。
わたしがそうなってほしいと願ったから、そうなった。
大抵の出来事は、必然か偶然か分からないけれど自分の思ったように、願ったように進んでいく。これからの人生もきっとそう。
だから些細なことをいつまでもグダグダ考えず、楽しく過ごしていこう。
やっぱりリアルが一番大切。