Johnny One Time

うさぎと犬と似非哲学者がダラダラとカオスな日常を綴るどうでも良い空間。

満月と体調

友人(男性)がこんな記事をFBに上げていた。
『満月の影響で体調悪いなう』
オオカミ男かアンタは、と突っ込みそうになったが、確かに満月は身体になにかしらの影響を与えるらしい。たとえば満月の夜は食べすぎるとか、飲むと酔うのが早いとか。いったい何の関係があるのかはわからないが、月の満ち欠けと潮の満ち引き、そして女性の生理現象、ウミガメの産卵など、月は様々なものを引き起こし、時に狂わせる。そんな、理由のハッキリしない因果関係めいたものがあるから満月の夜になると変身するオオカミ男伝説が出来上がったのだろう。
かくいう私はと言えば、やはりこんな記事を書こうとしているだけに、満月の影響をたっぷり感じた一人である。満月の『せい』にしてしまっているのかもしれないが。
満月の夜は、よく食べる。酒は飲まないので酔いの具合は分からぬが、食欲は旺盛になる。
しかし、この、3月23日の満月は全く別の影響を私に与えたのだった。

眠い。
とにかく、眠い。

当初、花粉症のせいかと思っていたが、週が明けて月が欠け始めると眠気はサッパリ来なくなったので、どうやらそれではないらしい。
23日は水曜日で、その週は3連休明け。普通であれば少なくとも睡眠は満ち足りていたはずだ。実際、毎日7〜8時間は眠っていた。にも関わらず、眠い。朝から、頭の芯が起きていないような、そして鼻の奥がツンとするような軽い頭痛を伴う眠気。風邪なのかと思って風邪薬を飲むと、余計に襲ってくる異様な眠気に負けて、仕事は忙しいのにキーボードを叩きながらコクリとなる、という経験を毎日した。
寝ても寝ても眠い。夜23時には布団に入り、朝6時に起きる。風呂へ入ってサッパリしたと思うのだが、家を出て電車に乗る頃にはすでに異様な眠気と疲れが出てくる。
デスクに座って、さぁやらねばと山のように積み上がった書類に手を出すのだが、眠すぎて捗らぬ。頭がポーっとして全く回らない。あまりにしんどくて火曜、連休明け早々に早退してしまった。早退して家で昼過ぎから風邪薬を飲んで爆睡したのだが、夜になるとやはりまた眠い。仕事は休みたくないし、やることもたくさんあるのに捗らない。捗らなくて面倒臭い思いをするのも自分なのに、という苛立ちで妙にしんどい一週間だった。

そして、また週末が過ぎた月曜日。
朝から頭は冴えわたっている。日曜の夜、夜更かしをして0時を回ってから寝たにも関わらず。
月曜の夜も、昨日火曜の夜も、結局寝たのは0時過ぎ。しかし先週とは比べものにならないほどパッチリと目が覚めている。

先週の、あの眠気はいったいなんだったのだろうか。そう考えたとき、ふと、これまで満月なんて一ヶ月に一度はやってくる、たいして珍しい現象でもなんでもないものに対して、三十代半ばの男性が突然「体調が悪くなる」というような記事を書いてみた理由が分かったような気がした。

なんだか、この前の満月は、少し違った。
そう感じたのは、彼や私だけではないのかもしれない。