Johnny One Time

うさぎと犬と似非哲学者がダラダラとカオスな日常を綴るどうでも良い空間。

クラシック大好きランキングベスト20〜16

唐突ですが最近のマイブームがピアノなので、ピアノといえばクラシック!と勢いに任せて数あるクラシック曲から偏見と独断に満ちたベスト20を発表させていただきます。わーい、パチパチ。

 

ベスト10じゃなくて20になったのは、どうしてもそれ以上絞れないからです。

 

それではベスト20から、まずはベスト15まで紹介しましょう。

 

20.ラ・カンパネラ(リスト)

「ピアノの魔術師」と呼ばれた作曲家フランツ・リスト(1811-1886)の代表作です。とにかくリストの曲は超絶技巧がないと弾けないといわれており、もちろん単なる趣味ニストのわたしには到底弾ける楽曲ではありません。ついでにいうと、案外リストの曲ってオナ○ー的な演奏でたぶん弾いてる人が一番ンギモヂィィんじゃないかと思うほど、逆に聴いてるほうにはそんな大きな感動を覚えさせない気がします。

 

どっちかというとリストと同じ時代に生きたショパンの楽曲のほうが感情豊かに聴けるのですが、たまたま「ラ・カンパネラ」に関してはリストというより盲目のピアニスト、辻井伸行さんの演奏を聴いて初めてスンゲェーー!と感動したのでベスト20入りしました。

 

辻井さんはマジで日本の宝ですよ!あの指使い、一度見たら二度と忘れない。(なんかエロい)ところでリストの曲の中では「メフィストワルツ」が好きです。リストの技巧は悪魔でも乗り移らないと再現出来ないとまでいわれたほどで、ゲーテの「ファウスト」に傾倒していたリストならではの楽曲だなぁと「メフィストワルツ」を聴くたびに感じるのです。

 

あと、今夏イタリアに行ったときローマ郊外のエステ家別荘を訪れ、「エステ家の噴水」を聴きながらエステ家の噴水を眺めたときには、さすがに感服しましたね。この噴水を音楽であれほど見事に表現するとはいやはや…それにしてもエステ家の噴水は、節水せねば!とかいう下々の感覚では理解出来ない噴出っぷりでした。

 

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19.ピアノソナタK.331(モーツァルト

トルコ行進曲」の名前で有名なヴォルフガング・アマデウスモーツァルト(1756-1791)の代表作…つーか、モーツァルトって35年の生涯で代表作ばっか作りすぎ!ってくらい有名な曲が多いですよね。同じ時代を生きたヴェートーベン、ハイドンとともに「ウィーン古典派」の大家といわれていますが、その作風は彼らよりももっと華やかで宮廷向きな感じがします。

事実、モーツァルトはウィーンに生まれて、当時世界で最も権勢を誇っていたハプスブルク家に重宝されたんですよね。

 

モーツァルトが生きた頃のウィーン、ザルツブルグは「神聖ローマ帝国」の領内にあり、隣国イタリアへも何度か演奏旅行に出かけています。

モーツァルトの育ったウィーンにはいつか行きたいと思っているけれど、彼が訪れたミラノ、ボローニャ、ローマを行った身としては、なんだか嬉しいものを感じますね。

 

システィーナ礼拝堂では、門外不出の秘曲とされていたグレゴリオ・アレグリ『ミゼレーレ』を聴き、暗譜で書き記したとかいわれる天才ぶりを発揮しつつ、ナポリでは発掘されてから間もない古代ローマ遺跡ポンペイを観に行ってちゃっかり観光も楽しんじゃったモーツァルト

世界遺産にもなっているハプスブルク家の居城、シェーンブルン宮殿で何度も演奏し、マリー・アントワネットに求婚したって話も有名ですよね。

 

ところで、「ソナタ」ってよく聞くけどなんなのでしょう。ソナタはイタリア語で「演奏するもの」って意味なんですって。演奏するものってなんなのよ、ってどうやら声楽じゃなく楽器のみで演奏する目的で作曲されたってことみたいですね。

 

音楽用語はイタリア語が多くて「のだめカンタービレ」のカンタービレもフォルテとかクレッシェンドとかとにかく大半がイタリア語なんです。

クラシックってどっちかというとオーストリアとかドイツのほうが有名な気がするんですが、もともと美術や音楽って教会が発祥なんですよね。

そしてイタリアはキリスト教の中心地というわけでルネサンスもそうですが芸術の都はイタリアにあり、そのため音楽用語もイタリア語が多いんですね。

 

18.四季(ヴィヴァルディ)

というわけで18位にはイタリアを代表するバロック期の大作曲家ヴィヴァルディ(1678-1741)の代表作をランクインさせてみました。

ヴィヴァルディはヴェネツィア出身でヴァイオリニスト(こんなにヴを活用したのは初めてかも)なんですが、実は教会の司祭でもあり、赤毛だったので『Il Prete Rosso(イル・プレーテ・ロッソ)』なんていうあだ名もあったのだとか。

 

現代において、四季をリコーダー2つ同時に奏でる超絶技巧スタイルで演奏する「レッドプリースト」という英国のグループがありますが、彼らのグループ名はもちろんヴィヴァルディのあだ名を英語にしたものです。

 

ヴィヴァルディ、なんと名前は「アントニオ」なのでまるで猪木ですが、代表作の四季は第一楽章の春から第四楽章の冬まで、まるで別の作曲家が作ったんじゃないかと思うほど雰囲気の違う楽曲で素晴らしい才能を感じさせてくれます。中でも、わたしは「夏」と「冬」が好きですね。

 

17.ワルキューレの騎行

ワーグナー(1813-1883)作曲の勇壮なメロディーが魅力的。ヒトラーが愛したドイツ近代の名作家の代表作ですが、「ヒトラーが愛した」って冠すると現代受けはあまり良くないかもしれません…でもでも、ヒトラーって偏ってはいるけど教養はあったんですよ、だからワーグナーの曲も本当カッコ良いのが多い。その中でも「ワルキューレの騎行」はいかにもドイツらしいカチッとした雰囲気が素敵です。

 

ちなみに最近だとヒトラーを暗殺しようと企てた実話に基づいて作られたトム・クルーズ主演の「ワルキューレ」でも使われています。映画も結構良かったような覚えが。

 

ワルキューレ』は英語で『ヴァルキリー』、日本語では戦乙女とかいわれてアニメやらRPG系のゲームやらでとにかく好んで付けられていますが、もともとは北欧神話の複数の神々の総称です。たぶんギリシャ神話でいうところのアテナとか、ローマ神話のミネルヴァとかと同じ立ち位置かと思われます。名前もカッコ良いですよね。

 

すごくどうでも良い知識をココでひとつ披露。ヒトラーは占い好きだったそうですが徹底的にユダヤを嫌ったのでユダヤ教はもちろん、その流れを汲む占星術なども排除して、代わりに北欧神話やそこにルーツのあるルーン占いに凝っていたそうですよ。

 

 ワルキューレの騎行、大好きな曲ですが数年前にマクドナルドのCMでビッグマックが襲来するときのBGMに使われていたので、今聴くとビッグマックを食べたくなります。

 

16.マーラー交響曲第5番マーラー

チェコの作曲家マーラー(1860-1911)の代表作で、美しい情景描写とともに映画「ヴェニスに死す」で再脚光を浴びた作品ですね。

ヴェニスに死す」に使われた第四楽章アダージョはゆったりした癒しの旋律が波音にも聞こえるような感じで、映画にぴったりでした。

 

実はわたし、小さい頃って管楽器の音が嫌いだったんです。これにはちょっと音楽とあまり関係ない幼少時のトラウマが関係してるんですが、小学校で軽く虐められていて、そのイジメのグループが吹奏楽部にいたんですよ!

 

それで超絶私怨なんですが、なんとなく管楽器が嫌になり(笑)交響曲(シンフォニー)もイマイチ好きになれないのですが、まぁマーラーとヴェートーベンは弦楽器の音も綺麗に出ているので好きなんですねぇ。

 

ところで、最近は「ヴェニスに死す」みたいな内容はともかくとして描写や使われている音楽が古典的な美しさを持っている映画ってすごく少なくなりましたね。古き良きを求めてしまうわたしは、1950年〜70年頃までの文学的だったり詩的な映画ばかり観ています。