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Johnny One Time

うさぎと犬と似非哲学者がダラダラとカオスな日常を綴るどうでも良い空間。

黄昏

自分の中にいつも蜷局を巻いているドス黒い感情は、はけ口を失い全て自分に戻ってくる。終わりのない思考はメビウスの輪のようで、やがて解決しないまま中断されるのだが、しばらくするとまたぶり返してくる。

人々はハロウィンに浮かれ、南瓜色に染まる街を行き交う。楽しそうなその姿が羨ましくて、幸せを享受できない自分なんて消滅してしまえば良いのにと願った。

モヤモヤする心の中には日々を謳歌する人々に対する嫉妬心、劣等感、そして虚無感が漂う。

しかしその感情が沸き起こる原因は自分勝手以外のなにものでもないことを、わたしはよく知っている。

そう、自分にはなにもない。

幸せもなければ、とんでもない不幸もなく、お金があるわけでもないが、毎日の食事に困るほどお金がないわけでもない。

最低限の生活を保障されたぬるま湯のような暮らしをする中で、自らの努力を怠ったがために閉ざした未来を未だに悔やんでいるだけの人生。

どこかで方向転換できたかもしれないのに、その都度楽なほうに流された結果、いつの間にか逃げ道もなくなってしまった。

 

醜い感情を押し殺して「いい人」のふりをするのは簡単だ。しかし、時々抑え込んだ感情が噴き出してしまうのを止められない。

 

どうすれば、マトモな人間になれるんだろう。